BIT LABO INFO 開催レポート 2022.11.06

L2コース『おしゃべり・ジャンケンゲーム』を作りました。

L2コースとして『ジャンケンゲーム』を作りました。
参加者の方々、お疲れ様でした。

■ 日時
2022/7/17(日曜日): #1 タッチdeポン
2022/9/25,10/9(日曜日): #2 しゃべるタッチdeポン
2022/10/23(日曜日): #3 ルーレット
2022/11/6(日曜日): #4 おしゃべり・ジャンケンゲーム

■ 会場
ファブラボ鎌倉
鎌倉市扇ガ谷1-10-6 結の蔵参号室(JR鎌倉駅から徒歩約5分)

■L2講座とは
・レベル1(12回)ではマイクロビットを使った工作とそれを動かす簡単なプログラムをテキストに従って作成することにより命令ブロックの使い方や用意された動作をさせるためのプログラムの基本的な組み方を学習しました。

・今回実施したレベル2ではレベル1とは違い「やりたいこと」「つくりたいこと」「ヒント」が示されたシンプルなテキストをもとに、「つくりたいこと」をひとつひとつ自分で考えてブロックを組み立てます。テーマはタッチゲームやルーレット、ゲームセンターと同じような本格的ジャンケンゲームといった楽しく遊べるもので、少し高度で分量の多いプログラミングに挑戦します。
 基本ブロックの組合せ方や変数の内容による処理の流れを考えて、得点の加算や表示、わくわく感を高める効果音や合成音声による案内などを加えてじぶんだけのオリジナルゲームを完成させました。
 もちろん、それを動かすための工作や飾り付けもあります。

■今日の作品
#1 タッチdeポン
#2 しゃべるタッチdeポン
#3 ルーレット
#4 おしゃべり・ジャンケンゲーム

※L2コースは、全4回で実施しました。

#1 タッチdeポン
1日目は、基本のゲーム「タッチdeポン」の作成です。
LEDに示された場所のパッドをタッチすることで、得点を加点するという基本のプログラムを、仕組みを考えながら作成しました。

#2 しゃべるタッチdeポン
2日目は、初日に作成した作品に、音声、メロディーや効果音で、ゲームとしての楽しさを追加します。
最初に、設計書を作成しました。ゲームの流れの中で、どの部分にどんなおしゃべりやメロディー等を追加するのか考え、完成させました。
その後、その設計書の内容を初日のプログラムに追加し、作品は完成しました。

#3 ルーレット
3日目は、ジャンケンゲームに勝ったときに貰えるコインの枚数を決めるルーレットの基礎を考えました。
ルーレットは、リングLEDを使います。
スタートボタンでルーレットがスタート、ストップボタンでルーレットがゆっくり停止、止まった位置の得点の表示やおしゃべりする等、プログラミングしました。

#4 おしゃべり・ジャンケンゲーム
最終日の4日目は、いままでの応用で、おしゃべりジャンケンゲーム・コインゲットを作りました。
コインタワーにコインを投入すると、ゲームがスタートし、コンピュータがグーチョキパーのLEDをランダムに点灯させます。
子ども達は、これぞと思ったボタンをタッチすることで、コンピュータが勝ち負けが判定します。
勝ったときのご褒美で、ルーレットが回り、得点が表示され、その得点分のコインがコインタワーからでてきます(これが楽しい!!)。
ジャンケンの判定は、設計書にて紙面上でロジックを完成させ、それをプログラミングしました。

完成した作品は、ゲームセンターにあるようなジャンケンゲーム(コインゲーム)が完成しました。
最後は、飾り付けで思い思いのゲームマシンとなりました。

その一部をご覧ください。

■ #2 しゃべるタッチdeポン
・おしゃべりやメロディーの追加を、設計書で完成させます

・初日のプログラムを見ながら、設計書の内容を見返します

2日目の「しゃべるタッチdeポン」の部材です。
・Microbit
・拡張基板
・音声合成装置
・スピーカー
・電池ボックス
・タッチパッド(工作)

・プログラミング

・試行錯誤中

・テスト

・完成版

・基板上のリングLEDと音声合成装置

■ #3 ルーレットの作成
・使用するリングLED

・ルーレットを点灯させる仕組みを学習しました

・試行錯誤中

・ルーレットに得点シールを飾り付け

・ルーレットを3個ずつ点灯するように分割しています

・得点は、0点、1点、2点、3点、0点、6点の6種類

・テスト

・飾り付けして完成

■ #4 おしゃべりジャンケンゲーム
。右上にあるのでコインタワー(コイン投入でゲームスタートします)

■動画

おしゃべり・ジャンケンゲームの動画(音あり)

■次回
L2コース、全講座修了です。